「写真を楽しむ生活」のページ頭です

写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

カテゴリ ‘編集後記’ のアーカイブ

●意味がよくわからない、そして不愉快な宝島社の新聞見開き広告。マッカーサーのあの有名な写真に、「いい国つくろう、何度でも。」というコピー。なんと6つの新聞に掲載された。いつも意表をついた派手な広告で業界内では評価が高いが、金満の宝島社がいい気なもんだといつも思う。広告意図は「敗戦や災害など、これまで幾度となく苦境に直面してきた日本。(略)『いい国作ろう、何度でも。』この投げかけを通じて、日本人が本来持っている力を呼び覚ましてみたいと考えました。」とあるが、なぜ9月2日なんだ。なぜマッカーサーなんだ。元帥がパイプをくわえて厚木に下りたのは1945年8月28日である。9月2日は降伏文書調印の日だ。日本の国柄壊滅の始まりの日だ。アメリカにとって「都合の『いい国』作り」着手の日だ。嗚呼、この写真の使用は神経を逆撫でする。この広告意図なら、3.11被災地の写真を用いてもっと早いタイミングで掲載されるべきだったと思うが、無能居座り首相のいる間はこのコピーは使えなかったものな。まあ、あざとい宝島社がそういうまともな広告は出さないだろう。どじょう内閣の発足の日だからエールのつもりなのか。いろいろ深読みさせられる広告だ。ところで、どじょうは危険を察知すると泥にもぐって姿を隠そうとする。なんか期待できないイメージの内閣である。(柴田)
http://tkj.jp/company/ad/2011/#ad_area03 宝島社広告


●「ぱふ」がしばらく休刊。活動再開の際には〜とあるので、本当の休刊なのかも。/おらはデザインに時間がかかるだ。調査やら何やらをし、方向性が決まるまでに時間がかかりすぎる。以前やったのとは違う(本人比)のがやりたいとかってのもある。アイデアがふくらみ、めっちゃいいものになるぞ〜とワクワクする。迷いが出てくる。お客さんの好きなデザインじゃないかも、とか、受け狙いってはずしたらキツいよなぁ、とか、コンセプトを理解してもらえないかも、とか。そしてそのアイデアを実現するのには、途方もない時間がかかることを作業しながら感じ、締め切りのため、あちこち削り結局ミニマムに。短納期のものでもクオリティ下げずに仕上げる人は本当に偉い! いや、反省すべきは自分だ。作業に時間をとるべきなのだ。そうなのだ。ペース配分が大事なのだ。アイデアを形にするのは、本当に難しいのだ。これを形にできる人が凄い人なのだ。バカボンのパパは41歳なのだ。サザエさんは24歳なのだ。銭形警部は29歳なのだ。(hammer.mule)
http://www.zassosha.co.jp/  ぱふ

●新選組関係の小説やエッセイ、資料集、漫画などを好んで読んで来たが、うかつなことに木内昇「新選組 幕末の青嵐」(集英社文庫、2009)は知らなかった。本文550ページ超とかなりのボリュームだ。新選組おなじみのエピソードが時系列で現れてくるのだが、それぞれの場面で主役(語り手というべきか、16人の視点)が違い、その一人の人物の行動を追いながら、時代背景や出来事が描かれる。そして、その人物のかかえる悩みや思い、周囲の人物をどう見ているかが語られる(人物評。これがまた秀逸)というユニークなスタイルで、40以上のエピソードを矛盾なく表現しているのだからすごい筆力だ。主役としての登場回数は、土方歳三7、近藤勇5、山南敬助4、藤堂平助4、井上源三郎4、永倉
新八4、沖田総司3、斎藤一3、原田左之助2……。最初も最後も土方である。いままで地味な存在だった藤堂や井上、それから清河八郎、芹沢鴨、伊東甲子太郎らのモノローグが非常に興味深い。読後に筆者は女性であると知った。これまで、女性作家による新選組にはなんとなく違和感を覚えて敬遠してたのだった。でもこの新選組は違う。「まっすぐなこの男が、近藤や土方、永倉といった連中から弟のように愛されているのを斎藤は知っている。なのになぜ、伊東になびく。政治や思想というのは、人としての純粋な繋がりを、あっさり断ち切るものだろうか」。この男、藤堂の悲劇がとくに印象に残る。政治や思想は魔物である。人でなしたちを2年間見て来たから切実にそう思う。 (柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087465179/dgcrcom-22/
→アマゾンで見る(レビュー32件)


●カメラで撮影した画像のゆがみを補正してJPEGやPDFにするiPhoneアプリ「Genius Scan」が無料セール中ですー。/仕事が重なって、ここ一週間の平均睡眠時間は2時間だった。頭の中が朦朧とし、注意力や判断力が鈍い。弱気。家事を後回しにしていたら、半年に一度の消防点検。なんで月末にするんだよ!(個人的憤慨)いや、通知は一ヶ月以上前にあったとは思う。Googleカレンダーには入力していた。入力しておいたといえば、ローンの繰り上げ返済のための送金についても入れておいた。前日に通知があった時は外出していたから、戻ったらやろうと気をつけたつもりが、当日朝に銀行から電話が入ったさ。お仕事増やしてごめんなさい。他の銀行から送金。ネットバンキングにしておいて良かった。と、横道に逸れたが、いつも午前中の消防点検が、今回は午後だったので、月末だがいけるだろうと高を括っていたら、前述の通りだわ、当日は朝帰りだわで大失敗。慌てて掃除をする羽目に。ルンバ780はサンフランシスコ空港から成田へ、本日14時10分到着予定。転送業者が使った宅配便は日通。追跡ページでは、更新ごとにメールしてくれるサービスがあって、着信のたびに期待で胸が膨らむ。通関やら何やらで届くのは明日以降だな。もっと早くに注文しておけば良かった〜。10月の二年目点検には活躍してもらおう。(hammer.mule)
http://itunes.apple.com/jp/app/genius-scan/id377672876?mt=8  
Genius Scan
http://ja.flightaware.com/live/flight/UAL837
「航空便リアルタイム追跡」というサービスもあった

●もうテレビはいらないと言ったものの、世界陸上の間だけは撤回したい。陸上競技がこれほどおもしろく、美しかったのかと強く感じたのは、地デジとハイビジョンモニター(フルスペックではないが)のおかげだ。世界の美人アスリートをくっきりはっきり見られるのがうれしい。中でも女子棒高跳びはカメラ映えする競技で、スローモーションの映像は美しく、そしてセクシーだ。イシンバエワのお尻露出度高し。やっぱりロシア美人は最高です。トラックの選手を一人一人、カメラが舐めるように撮る。困惑気味に愛想をふりまく女子選手たちがいい。男子の対応は様々だが、その見かけから一人ずつ勝手な職業を割り振ってやるとおもしろいぞ。教師、軍人、猟師、哲学者、不良、ゴリラとか。それにしても織田裕二の「やっとですね」はないだろう、金メダルをとった室伏広治への第一声。なんという無神経なヤツ。中井美穂との息の合わないやりとりも見苦しい。相変わらず黒い人が強いスポーツだが、名前しか知らない国の選手も多く、世界地図で確認する作業は楽しい。あれま、開催国の精彩のなさはどうしたことだ。陸上(おか)に上がった河童か。地デジではっきり見るのはスポーツだけでいい。日教組のドンとかいう、これ以上なく貧相な老人が民主党のナンバー2になったというニュースを見てしまった。前首相のときと同様、この老人が出たときは目をそむける。見たくない。(柴田)


●Google+。登録はしてみたが、触らずじまい。開始1週間で2500万人ものユーザーを獲得したが、ユーザーの80%が休眠ユーザーらしいとのこと。はい、その80%のうちのひとりです。FacebookやTwitterも、日本語化されていない頃に登録してはいて、放置していたら、いつの間にかユーザが増えたのには驚いた。驚いたといえばFacebook本の多さ。良質なものも多く、またこういう流れが来ているのだなと。私にとっては、Facebookは使いにくい。やりたいこと、見たいことを期待したリンクからは見つからず迷子になる。ようやく見つけた後に、こんな辿らせ方だとわかるわけないだろうと憤る。日本人の作るサイトが親切すぎるのか?携帯電話のように、日本のサイトは独自発展していてそれに慣れてしまい、私の感覚が世界基準から離れてしまったのか?。/「おしおきだべ〜」の滝口順平さんが亡くなられた。もうあの声は聞けないのね。(hammer.mule)
http://www.google.com/intl/ja/+/learnmore/
Google+
http://www.1×1.jp/blog/2011/07/googleplus_tips.html
Google+を2週間使って分かったこと、感じたこと15

●民主党の新代表は野田佳彦財務相に決まった。民主党政権である限り、誰がなっても未曾有の国難克服は不可能だと思うが、わずかに希望が持てる人物が選ばれたと思う。この人をいいかもと感じたのは、終戦の日の記者会見で、いわゆるA級戦犯について、すでに法的に名誉が回復されており、戦争犯罪人ではないとの考えは変わらない、A級戦犯合祀を理由に首相が靖国参拝を行わないという考え方は「論理が破綻している」と強調したことだ。事実を言っただけなのだが、そう言わない政治家が多いのだから悲しい。国内法上は戦犯は存在しない、これが日本政府の本来の公式な立場である。また、集団的自衛権行使を肯定し、外国人参政権付与に反対し、中国と距離をおいているところもナイス。ところが、復興財源のための臨時増税、社会保障改革のための消費増税、TPP参加に積極的であることが大問題である。こんな景気が悪い中で大増税に走れば、日本経済は壊滅に向かうこと必定である。増税は仕方ないのではないかと思っている物わかりのいい人よ、あなたは物わかりの悪い人、騙されやすい人である。それにしても、この財務相は歴史的な円安に対して「注意深く推移を見守る」としか言わない人なんだよな。ああ心配だ。2年前の今日、政権交代が決まった。こんな最低な日本にしてしまった記念日である。(柴田)


●いまメインで使っているモニタは、ナナオのColorEdge CG243W。Adobe RGBカバー率98%。キャリブレーションもたまにやっている。自分にとっては高い買い物だったが、ちょっと前まではパソコンやモニタはもっと高かったんだし(ほんと高かったなぁ)、仕事で毎日使うものだからと購入。すると不思議なもので、DTPのお仕事が連なってやってきた。そしてもうちょっと早くに買っておけばと後悔した。キャリブレーションをし、Adobeのソフトウェア類で、Adobe RGBにして制作する。印刷物は、たいていPDF/X-1aやPDF/X-4で入稿するのだが、お客さんに厳密な色合いを求られるようなものでなければ、色校だめって必要ないぐらい印象違わずに出来上がる。印刷時のインクや紙によって変わってくるから、絶対とは言えないんだけど。Webサイト制作だと逆に良くないのかもと思ったことがある。自分が見えているようには、きっと大多数の人は見られないから。もったいないなぁ、こんなに色鮮やかなのに。以前、カラマネ専門家から、ブラウザでカラーマネージメントできることを教えてもらってから、プロファイルを埋め込んでみたりもする。表現力の良いモニタが大多数を占め、すべてのブラウザがカラマネ対応する時代はもうすぐ?
(hammer.mule)
http://www.eizo.co.jp/products/discontinued/ce/cg243w/
CG243W
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20080619140400.html
WEBのカラーマネージメント/上原ゼンジ
http://www.zenji.info/cn16/pg136.html
鮮やかなグリーン
http://www.zenji.info/cn16/pg208.html
Adobe RGBやProPhoto RGBのがとてもきれい
http://pixiv.cc/yam/archives/3725863.html  
ブラウザでもカラマネ

●ブックオフで見つけた「ゴルゴ13はいつ終わるのか? 竹熊漫談」を読む(2005、イースト・プレス)。いまだ完結を見ぬ代表的な大河漫画をセレクトし、その結末がどうなるのかを大胆にも予想してみる、というよけいなお世話企画。「ゴルゴ13」「美味しんぼ」、そして「ガラスの仮面」が取り上げられているが、中でも「ガラスの仮面」が秀逸。ちょうど夏休みで、文庫本の整理をしていたら出て来た白泉社文庫版の24冊、ちょっと見始めらもう止まらない。2日間「ガラスの仮面」漬けだ。こんな絵も物語も超アナクロの少女漫画に、いい歳をした男が没頭するんだから、やはり竹熊の「ガラスの仮面」合法ドラッグ説は正しい。「ガラスの仮面」にプロの漫画家が抱くものは、恐怖以外のなにものでもないという分析がじつに興味深い。美内すずえが人智の限りを尽くして限界まで盛り上げてきた大河漫画は、「描いて、描かない」エンディングになるであろう、理論的にこれしかないと竹熊は語る(結末を具体的に書いている。みごとである。本当にこれしかないと思う)。このテキストの初出は1993年で、10年以上前の原稿を“現役”として殆ど修正なしで単行本化するとは思わなかったと追記している。また、この結末予想を見た美内は「おもしろかった。でも、要するにあれよりおもしろい結末にすればいいんでしょう?」とこともなげに語ったという。スゴ過ぎる。つまり18年前のテキストが今もまったく問題なく通用してしまうところが恐ろしい。でも「紅天女」っていう演劇、難解であまり面白くなさそうなんですけど。「ガラスの仮面」は一体どんな結末になるのか、見届けなければなるまい。長生きしなければ〜。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872575415/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー3件)


●前回書いたアンドロイド演劇は、大阪大学で開催された国際演劇学会の一環。来年はチリで行われる。この学会のサイトやグッズ、パンフなどを作らせてもらった。メインイメージは姉妹誌連載中の武さん。ポスターやチラシは海外の方々にも人気で、欲しいという人が続出。彼の線譜は近くで見るのと、遠くで見るのとで印象が違う。その二面性が奥深さを醸し出し、観る側が様々な解釈をしてくれる。一部を切り取ってデザインしたTシャツは、スタッフの女子大生(素敵な響き)に「友達から、可愛くてスタッフTシャツに見えないって言われたんですよ。好きです」と言ってもらえて幸せ。で、その学会に先生の計らいで参加。言語は英語。わからない単語だらけで頭が痛い。ネイティブの人だと聞き取りやすいが、表現や使われる単語が難しい。非ネイティブの人だと、英語は比較的簡単なのだが、癖があって聞き取れない。アフリカの演劇事情を聞く機会なんてないだろうと期待していたが、ホールでのスピーチを聞いて個別パネルは断念した。英語力欠乏を実感したので、海外で学ばれる歌舞伎・能・狂言というテーマのパネルを選択。ネイティブ2人にポーランド人が1人。ポーランド人の英語は聞き取りにくかった。テーマ選択が成功し、持ってる基礎知識のおかげでなんとなく理解できる。海外での歌舞伎や狂言だと、演ずる(学ぶ)側に血縁や男女の区別がなくてフラット。日本だとプロとアマチュアの差は大きいけれどとおっしゃっていた。海外版は「ハイブリッド」だと表現されていて、そういう考え方もあるんだなぁと。海外だと伝統に囚われない新しい試みがしやすくて、ショパン音楽と能を融合させた「Chopin Noh」というのも上演されたそうだ。/日本での凱旋公演もあったのね。/Windows Phone、面白そう。(hammer.mule)
< http://nohtheatre.wordpress.com/2011/02/19/polish-japanese-noh-diplomacy-chopin-and-the-piano-tuner/ >
The Piano Tuner
< http://nourakutosha.blog105.fc2.com/blog-date-20110302.html >
観た人の感想
< http://aobanokai.exblog.jp/i41/ >
柴田稔氏

YouTubeで見つけました!

広告
このページの上部にもどる

アクセス

いろいろな方法でアクセスできます!