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写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

カテゴリ ‘編集後記’ のアーカイブ

●森村誠一の「悪道」を読む(2010/講談社)。時は元禄、綱吉が柳沢吉保邸の能舞台で突然死、怪僧隆光と吉保は替え玉(影)の将軍を立て、関係者一同の鏖殺をはかる。伊賀者と医師の娘が逃れて奥の細道を辿り、吉保配下の忍者軍団・猿蓑衆が追う。繰り人形のはずの影が意外な政治手腕を発揮して、戸惑う吉保……。なかなか面白い伝奇時代小説だ。作者は「エンターテインメントのエッセンスであるスリル、サスペンス、スピード、多彩なキャラが競り合う人間群像、躍動する時代環境、二転三転予断を許さぬ結末、そして全編を貫く熱気など、45年の作家生活で体得したすべてを注ぎ込んだのが、この作品です」と自信満々に語る。自分で言うか、ふつう、ちょっと気恥ずかしい。「将軍綱吉の異状に端を発する権力と欲望の連鎖、そしてこれに絡むのは忠臣蔵と芭蕉の足跡──本書は森村時代小説の総決算であり、新たな出発点だ」と書評家の縄田一男も大絶賛だ。「歴史を覆す大胆な発想で、究極の悪と、人間の本性を描く」と帯にある。確かに奇抜な構想だ。吉保が悪役ではあるが、究極の悪というほどではない。人間の本性を描くなんていう堅苦しい話ではなく、ややご都合主義的な展開が続くお気楽エンターテインメント。大衆小説が対象の吉川英治文学賞第45回受賞作品である。本当の「悪道」といったら野田佳彦かもしれない。最近そう思えてならぬ。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062164868/dgcrcom-22/
→アマゾンで見る(レビュー3件)
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/100/past/morimura_index.html
講談社創業100周年記念出版 書き下ろし100冊


●Siri続き。「24」ごっこは惨敗。たとえば「What’s going on?」と、なりきって聞いてみたら、あっさりカレンダーが表示された。そりゃそうか。「We have no choice.」だと「Is that so?」とあっさりスルー。「Are you okey?」なら「We have talking about you, not me.」、「We need to talk.」は「You’re certainly entitled to that opinion, Kazue.」とつれない。びっくりしたのが、「”(“」と表示された時。読み方が知りたいので、Siriの音声リピートボタンが欲しいよ。Siriのカスタマイズもしたいなぁ。「24パック」「SATCパック」「ガンダムパック」「マリオパック」「ターミネーターパック」など、なんでもいいんだけど出してみたら面白いのに。あ、「I’ll be back.」では「Who knew?」だってさ……。冷たいわ、Siri。優しそうな「メイド(執事)パック」が欲しくなったよ。「いってらっしゃいませ、ご主人様」でよろしく。/早く日本の情報を反映してくれないかな。交通情報、お店情報、地図(地名)などは全滅。仕方がないのでニューヨークの交通情報やレストランを聞いてみたりする。レストランだと「Sushi Yasuda」「Otafuku」などが出てきたよ。/レストラン情報元のyelp。Wi-Fi情報が載ってる!/「いって〜」をGoogle翻訳したら「Rasshaimase go, as her husband」……「ませ」を削ると「Have a nice time」やら「bon Voyage」やら言ってくれる。(hammer.mule)
http://www1.odn.ne.jp/haru/data-list/mark.html
parenthesisか
http://news.mynavi.jp/news/2007/11/10/001/index.html
つい口に出してしまう映画の名セリフTop10
http://www.sushiyasuda.com/  
Sushi Yasuda。折り紙が
http://www.yelp.com/biz/otafuku-new-york
Otafukuはたこ焼きとお好み焼きのお店だったのか

●蕨市の三学院(金亀山極楽寺)で卒塔婆プリンタによる成果物を見たことがあったが、後にネットで三学院を復習したら手水舎に水琴窟が仕込まれていることがわかった。先日、妻を驚かせようと黙ってそこに連れて行った。龍のような顔をした金色の亀が睨みをきかせ、水盤の底から常に水が湧き上がっている。その水盤の真下の砂利あたりからたしかに妙なる音が聞こえるではないか。前に行ったときは気がつかなかった。「水琴窟の音は、地中に作りだされた小さな空洞の中に水滴を落とした際に発生する音で、音を空洞内で反響させ、地上に漏らしたものである」(Wikipedia)。水がとぎれることなく連続的に流されているから、ここの水琴窟は常に演奏を続けている。音楽専攻の妻はいくつかの音を拾って解説してくれたが、わたしにはよくわからない。せっかくの素晴らしい仕掛けなのに、そばになんの紹介もなく、総合案内図にも記入されていないから、気がつかない人も多いと思う。もったいないことだ。/先日の「困った」の続き。官製はがきはあきらめて薄いはがき用紙で印刷完了。その後、使用済み年賀はがき数枚でトライしたら、給走・印刷が可能なものも現れた。新品の硬いはがきがいけなかったのか。それだって問題ではあるが、とりあえず難局は乗り切ったのであった。(柴田)
http://www.youtube.com/watch?v=prURODt10vI
蕨市三学院の水琴窟(YouTube)


●上原ゼンジさんの新刊「写真の色補正・加工に強くなる 〜レタッチ&カラーマネージメント知っておきたい97の知識と技」(技術評論社刊)がわかりやすい。「画像はピクセルの集合」「RGBって何?」「カラーチャンネルの仕組み」というような基本的な解説から始まり、自動補正の危険性や、出したいニュアンスに合わせたトーンカーブのいじり方、Camera Rawの使い方、女性ポートレートの補正など、実例写真とともに紹介されている。他にもレイヤーマスク、アルファチャンネル、調整レイヤー、スマートオブジェクト、アクションやバッチを使ってのテクニックなどにも言及。1項目につき1ページまたは見開きで書かれてあり、読みやすくわかりやすい。Photoshop本は巷に多数あるものの、Photoshop以前の基礎知識や印刷物に反映させるためのカラーマネージメント、製版処理のまで書かれてあるものは少ない。専門学校の授業用テキストにも良さそうだ。最近やったお仕事で、女性のシワやクマ、肌色を美しくしたいと思いつつ、時間の関係もあって、あまり補正できなかったのだが、この本を読んでいたら簡単にきれいにできたのになぁなんて思っていたりする。私は調整レイヤーやスマートオブジェクトが好きで、これらの機能が備わっていないPhotoshopバージョンでは、元データを残すため、レイヤーのコピーを大量生産してパフォーマンスそのものに支障が出たり、調整途中でpsdデータを複製してハードディスク容量を圧迫していたが、これらの機能を使えばそれらが解消できるのだ。多くのスペースを占める写真がきれいだと印象が良くなり、お客さんの笑顔が違ってくるでござる。(hammer.mule)
http://gihyo.jp/book/2011/978-4-7741-4888-5
「写真の色補正・加工に強くなる 〜レタッチ&カラーマネージメ
ント知っておきたい97の知識と技」(技術評論社)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Adobe_Photoshop
調整レイヤーってそんなに古くからあったっけ?

●「写真を楽しむ生活」が昨日2,000号を達成(というほどのことではないが)していた。創刊は2002年8月26日だから、いま10年目に入ったところだ。平日の毎日、ふたつのメルマガを発行し、サイトに反映させなければならないのだからけっこう大変だが、自分たちで始めたことなのだから自業自得である。この間、協力メンバーの出入りは多少あったが、結局「デジクリ」と「写真を楽しむ生活」の活動は、わたしと濱村さんの二人が「部活」スタイルで持続させてきた。3.11の後しばらくの間は、なにもかもやめようかと思ったこともあったが、どうにか復活できた。「写真を楽しむ生活」は写真展情報が中心で、勝手に「日本最強」を謳っているのが全国約180か所のギャラリーの毎月の展示予定を表示した「全国写真展カレンダー」である。これは記事を作る上で必須な情報整理のために制作したカレンダーで、縦軸にギャラリー名、横軸に一か月の日付を配したものだ。何月何日現在、どこでどんな写真展が行われているか一目で分かる。こんなカレンダーが欲しかったが、どこにもないので自分で作った。各ギャラリーのサイトで写真展情報を確認し、カレンダーに書き込んでいくのだが、これは思いのほか時間がかかる。レギュラー以外のギャラリーのサイトもときどき巡回する。土日はもちろん、時間のあるときはいつもこのカレンダーをいじっている。「部活」の一番の御利益は「健康」である。規則正しい生活を強いられるので、不健康になるひまがない。もっとも、仕事に追われてときどき徹夜しても「部活」が休めないという濱村さんには、本当に申し訳ないなあと思います。(柴田)


●「Siri Funny」。Siriの受け答えをピックアップしているサイト。英語が得意ではない私でも笑えるものがたくさん。このサイトほど面白い会話はできないものの、同じことを聞いても違う返事をしてきたり、ちょっといい女っぽい返事(設定をアメリカ英語にした)をしてきたりして、Siriは面白いなぁと思っている。Siri自身のことや、答えのなさそうなこと(私の気分とか)を聞くとはぐらかされて面白いよ。質問に質問で応じられたりすることも。連絡先の自分項目にニックネームを追加し、アルファベットで自分の名前を入れておくのをオススメ。挨拶なんかだと名前つきで答えてくれる。日本語のままだと、画面に漢字の名前は出るが、発音はしてくれない。Siriは手強い。違う音に聴き取られてしまい、リマインダーの設定なんかだと、「もういいよ、その項目名で」「○時って言ってるのに。いいよ電話する時間をずらすわ」「時間変更するって言ってるでしょ。検索しなくていいから」などと日本語でぼやいている。単語(一語)を言えば、あとはSiriが質問してくれるのでなんとかなるのだが、その単語すらなかなか認識してもらえないことも多い。特に天気。「weather」が難しい。それより「snow」「rain」などの単語の方が、認識してもらいやすく、ちゃんと天気一覧画面に変わる。「雪?」「いいえ、今日は晴れですよ」などという流れに。まったく違う単語から、何故か誤認識された「suck(s)」でも天気一覧画面になる。辞書を調べてもピンとこない。湿気が多いという意味なのかなぁ。/アメリカ英語版Siriだと、わざとらしく「あ」を強調した方が通りやすい。「show」は「しゃう」、「weather」は「わざー」。やっぱりイギリス英語の方が楽かも……。/早く出ろ、Siri本。Siriで学ぶ英語本は絶対出るよね。「Twenty Four(24)」ごっこしたいな〜。Siriの中の人に命名する仕組みを作ってくれ、Apple。クロエと命名して「Copy that!」と返事してみたい。(hammer.mule)
http://www.sirifunny.com/10-weirdest-things-said-by-siri/
エンドユーザーライセンスって……
http://www.sirifunny.com/gallery/siri/image/image-101/page-2/
知らないの?!
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/1/1na/070344000/  suck
http://www.yelp.com/topic/new-york-the-weather-sucks
The weather SUCKS! と書かれてあった。雨?
http://htsuruga.tumblr.com/post/380572280/24-copy-that
これ全部、Siriクロエに言ってみようと思います

●気がつくと今日号は通巻2,000号でありました。ご愛読ありがとうございます。


●困った。新しく買ったEPSONのプリンターが挙動不審だ。いま喪中はがきを印刷中だが、宛名面を30枚ほど刷ったところで、急に「用紙がないか、正しく給紙されませんでした」のメッセージが出て印刷できなくなった。はがきはきちんとセットしてあるのに、これはどういうことだ。一方、A4の普通紙は正常にプリントできるのである。なによりもおかしいのは、それまで正常にはがきが感知され給走されていたのに、突然この状態に陥ったことだ。仕方なくサポートに電話すると、はがきをよくシャッフルするなどして、給走しやすいようにしてくださいというしかないですねえ、と頼りない。まあ、それもやってみたんですけど。とにかくいろいろいじってみたが、さっぱり動いてくれない。シートフィーダーを上から覗いてみると、はがきが拒否されて(はねつけられて)中に送られないようすが確認できる。キカイ的な問題なのか。ところが、官製はがきより薄い0.22mm厚のはがき用紙でやってみたらプリントできた。紙の厚さが問題なのか。しかし、官製はがきを30枚までは刷ってくれたのだ。いったいどうなっているのだ。ソフト的問題ではないだろう。修理が必要なのか。最悪でも今月中に刷って投函しなければならないのである。困った。ところでこのプリンター、正確には複合機でスキャンとコピーもできて、無線LAN対応で、OCRソフト「読んde!!ココパーソナル」付きで約15,000円、すごい時代になったものだ。(柴田)


●大阪在住なので、東京メトロには縁がない。東京マラソンでCMを見るぐらい。その東京メトロのマナーポスターが話題になっていた。どのポスターもなんてすてきなの! 「海でやろう。」は押し付けがましくないし、絵ですべてが表現されていて好き。「またやろう。」は見ていてイヤな気持ちにならない。動物シリーズの「こんな人を見た。」はどの動物も可愛い。「あせらず走らず、ゆとりをもって。」の犬の走りっぷりに爆笑。/カラパイアの「並べてみると確かにそうかも。映画のポスターに使われる定番の構図12種」を見て、ちょっと焦る。紹介されているのと同じような構図のデザインを何度かしたよ。目のアップは大好きで、中学生の時で、落書きでやった覚えがあるよ。(hammer.mule)
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52505488.html
東京メトロの「マナーポスター」はユーモアがあっていいよね!
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52048792.html
並べてみると確かにそうかも。映画のポスターに使われる定番の構図12種

●江戸東京博物館に「世界遺産 ヴェネツィア展」を見に行った。わたしにとってそれほど興味あるテーマではなかったが、こういう企画がお好みど真ん中の妻に連れ出されたのである。2時間近くかけてじっくり鑑賞した。ほどほどの込み具合で見やすく、予想以上に面白い内容で楽しめた。しかし、最後に不愉快な出来事が待っていた。前売りペアチケットには「二人の貴婦人」(今企画の目玉のひとつ)ミニカード引換券もついてきた。それを場外の特設ショップで示すと、引換券の半券が切り取られているからミニカードは渡せないと言う。入場時にペアチケットとその引換券を出すと、受付はなんのためらいもなく二枚とも半券を切り取ったのであった。全券が必要とは知らされておらず、そんなルールがあるなら受付が切り取るはずはないだろう。受付が切り取ったのだと応じたが、半券がついていないと渡せないの一点張り。だって受付が切ったのですよと再び言うと(受付のミスだったのか?)、それでは受付に戻って半券を探してきてくださいと、平気で無茶なことを言うではないか。どうせたいしたグッズでもないだろうし、これ以上のやりとりはめんどうだから「それでは要りません」と穏やかに立ち去った紳士的なわたしたち。家に帰ってから、江戸東京博物館に意見を送っておいたが、たぶん何の反応もないだろう。(柴田)


●Adobeのアップグレードポリシーの変更が痛い。今はCS5(Design Premium)を持っているので、6に上げられる権利はある。CSは5.5以外の全バージョンを持っている。6に上げたいのはDreamweaverだけで、他は現状のままでもいいかなぁと思っていた。しかし取引先から6のデータが来るようになったら、下げたデータで再度くれとは言いにくいから、やはり全部をなるべく最新にはしておきたいし、たぶんするだろう。でもしばらく上げずにいるという選択肢が残っているのと、残っていないとでは気持ちが違ってくる。今まで、使わなくなったいくつかのライセンスを捨ててきたが、CS5のは残しておきたいと思っていたのよ。駆け込みで5.5にする人が増えるなら、最低でも5.5は持っておかないと……。Adobe Creative Cloud(年間契約でCS製品使い放題)にするとしたら、Design Premiumユーザは割高になるんじゃないかしら。自分の仕事が、いつどうなるかなんてわからないから、定期的な維持費が苦しい時期にかかるよりは、少し古いバージョンでも、追加料金なしに使い続けられる方がいいしなぁ。うーん。Acrobatがこのポリシー変更から除外されているのがとても気になるわ。Adobe Creative Cloudは最新バージョンしか使えないってことはないよね。安定バージョンを使わないといけない場合もあるしさ。(hammer.mule)
http://www.adobe.com/jp/support/upgrade_policy/
次期バージョンからのアップグレードポリシー変更について
http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/20111109_adobe_creative_cloud.html
「現在ベータ段階にある最新の画期的なツールを利用可能」
「6つのAdobe Touch Appsも利用可能」ほか。魅力的ではある。
http://www.adobe.com/jp/joc/cashback/
どうせ買うなら今のうち? 6直前に無償アップグレードつき5.5が出る?

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