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写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

カテゴリ ‘編集後記’ のアーカイブ

●あの「新潮文庫の100冊」CD-ROMが白いiBOOK(G3 Dual USB)で読めるようになった。当初、10.4.11までアップしたiBOOKを元の9.1にダウングレードしようと奮闘したが失敗。だったら、OSXのクラシック環境で見られるかもと思ったが、これはNGというネット情報もある。旧世代Macを探すしかないかと思っていたところ、坂野博行さんからいろいろアドバイスをいただき、USBメモリーにOS9.1をインストールし、件のiBOOKを起動することに成功した。この方法についても、文系・昆虫系頭脳のわたしでもできるよう、坂野さんが微細なマニュアルを作ってくださった。さて「新潮文庫の100冊」CD-ROMのインストールと起動にとりかかると、添付のマニュアルとCD-ROMを開いたときの「必ずお読みください」の記述が違う。じっくり読んでトライするが、いずれにしろその通りにならない。なぜか「ガイドブック」のエイリアスが無効なので、思い切って名前を書き換えたら「新潮文庫の100冊」が開いた。おお、夢に見た美しい縦組み秀英太明朝の本文が、とても快適に読めるではないか。16年前の電子書籍はとっても優れものだった。エキスパンドブックのテキスト化ツールなども出ているが、それではこの組版が楽しめない。「新潮文庫の絶版100冊」CD-ROMも持っているが、たぶん同様に見られるはずだ。ベッドに持ち込んで読むのが楽しみだ。しかし白いiBOOKはずっしりと重い。(柴田)


●iPhone 4S。液晶が黄みがかっていると噂には聞いていたが、本当だった。紙の色っぽい。目に優しいといえば優しい気はする。電話の声が聞こえにくい。ボリュームボタンを操作しても同じ。スピーカーにするとよく聞こえるのに。設定画面には受話音量項目はなし。なんじゃこりゃー! 同時に機種変更した家人も同じ。iPhoneをまじまじと観察。ここから音が聞こえ……まさか? 留守番電話にかけつつ、耳部分の表面保護シートを少しめくってみる。あ! 初期不良ではありませんでした……。機種変更時に必要なものは、身分証明書と予約票。3GS本体は不要。プランの説明を受け、「今から3GSでは通話ができなくなります」と言われた後、3GSが圏外に。4Sにアンテナは立つが、中身はまっさら。電話帳や今までのMMS類はないから、3GSに届いていたものへの返信がしづらい。かかってきた電話をとったらFaceTimeになり、自分の顔が大写しに……。帰宅後、iTunesのバージョンが最新か確認後、左ペイン中頃「デバイス」のiPhoneを右クリックして「バックアップ」。右ペイン「概要」のバックアップが現在時刻のものであるのを確認した後、3GSをはずして4Sを接続。右ペインに登録云々が出るが、「後で登録」、iPhoneアイコンから右ク
リックして「バックアップから復元」、さきほどのバックアップを選択。時間がかかりそうなので放置して寝た。起きたら、当たり前なんだけど、いままでとまったく同じアイコンの並び、MMS類、データになっていて、なんだかつまんない。アラームや鳩時計が二台から聞こえてくるのがうるさかったよ(笑)。/右ペイン登録画面。姓は「ふりがな」名は「フリガナ」だった……。(hammer.mule)
http://itunes.apple.com/jp/app/cuckoo/id414022497?mt=8
Cuckoo(鳩時計)

2011/11/02

●京極夏彦「オジいサン」を読む(中央公論新社、2011)。たった一人で、社会の隅で、ひっそりと生きている72歳6か月の益子徳一の七日間を描いた「老人小説」である。「若い人にはわからない」というキャッチフレーズだが、若くはないわたしにもわからない小説だった。普通に平凡にただ生きている老人の、愚にもつかぬ熟考を重ねるさまを延々と描く。一日目を読んでつまらないからやめようと思い、気を取り直して二日目を読みますますその感を深め、毒を喰らわば皿までまでと(意味が違うか)三日目と四日目を読み切り、ほとんど苦痛の中で五日目を読み、やっぱり投げ出そうと決意するも、もしかしたら大どんでん返しのものすごい結末に至るかもしれんと微かな望みを抱いて、六日目・七日目に突入する。望みかなわず、わずかなハッピーエンドか。埒もないことに囚われている老人の独白が殆どの小説。たいしたことではないのだろうと思いながらも、そうした細部を明確にしておくことこそが年寄りの暮らしには重要なのだ、と72歳6か月に語らせるが、それはたぶん今50歳前の作者の老人観、価値観であろう。なんか違うな〜と思う。いわゆる「京極節」が好きな人以外にはおすすめできない。「若いうちに思う程、人は老成も達観も出来ない。しかし若いうちに思うより、肉体はずっと衰弱してしまうのである。この溝に気づき、早め早めの老人構えを施すことが老人ライフの基本だと思う」というアドバイスは、確かにそうだと思いますわ。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/412004209X/dgcrcom-22/
→アマゾンで見る(レビュー8件)
http://www.chuko.co.jp/special/ojiisan/
オジいサン特設ページ


●香りものは好きだ。アロマ検定や香道に興味を持ちつつ何もしてないや。目が悪い分、鼻が利くらしい。香水をつけすぎたと焦ってても、まわりにはほとんど香らないと言われる。といっても、化粧品売り場で倒れることはないし、少々の加齢臭や、夏場の他人の道着にだって耐えられる強さは持つ。大阪日本橋だって歩けるぞ。観劇時。席に座るため、既に座っている人の前を通る。あ、この人……。自分にとっては隣の隣なのだがツライ。すぐ隣に座った友人に薔薇の香りのする洋モノハンドクリームを渡し、自分もつける。怪訝な顔の友人に、大丈夫ならいいんだけど、気になったら手を鼻に持っていくのだぞと伝える。幕間。意味がわかったと納得の友人。キッチンの焦げたにおいで大事に至らなかったり、はじめての場所、海外でも、危険かどうかわかったりもするよ。危険な場所って不衛生なところが多く、下水や生ゴミのにおいがする。食べ物は消費期限よりにおいで判断。欠点は自分の部屋のにおいや体臭には気づけないこと。迷惑かけてるのかも。会う人みんなにハンドクリームを配布したいよ……。もっと鼻が利いたらデカワンコできるのになぁ〜。/ペンタブレットがワイヤレスっていいなぁ。intuos4を買ってはみたものの、仕事上ほとんど使わないことに気づいた。難しくて、なかなか慣れない〜。/ルール策定に間に合わないそうな。賛成派の言うTPP参加メリットは消えたね。(hammer.mule)

●ここ数日、超簡単なパズルが解けずにいた。それは近所に建設中の二階建てアパートの扉の謎であった。犬の散歩コースにあった近隣で一番ボロい昭和のアパートが取り壊されて、わずか一日で積水ハウスの外壁が立ち上がった物件がそれで、いまは道路に面した一階部分を残して全面がシートに覆われている。





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向かって右から、A室、扉1、扉2、B室、扉3、扉4、扉5、扉6、C室と並んでいる。扉だけが4つ並んでいるのは不思議な眺めである。6つの扉のうち3つは一階3部屋分で、3つは二階3部屋分であろう。わたしは扉1がA室、扉2がB室と決めつけていた。すると扉6がC室として、扉3、4、5は開けると二階へ上る階段になるのか。しかし、そんな珍妙な構造はあるまい。二階に上がってからの分岐を考えると、絶対無理である。変だなあと思いつつ、毎日その前を通っていた。建築の設計とパズルが趣味の妻にこの問題を出したら、一瞬で正解を出した。扉2、4、5が二階行きに決まってるじゃないの。あっ、そうか。最初の固定観念から抜け出せないわたしが莫迦だった。WIRED記事で「バットとボールはセットで1ドル10セントします。バットはボールより1ドル高い。ボールはいくらですか」という問題を、有名大学の学生の5割以上が誤答したという。わたしは必死に考えて正答を導きだした。あなたは即答できるだろうか。/「サンデー毎日」の特集タイトル「TPPで日本人の生活は超ピーピー」がうまい。笑ってる場合ではないが。「年金制度改革で超ヘロヘロ」も。もうだめだよ、この政権。このままやらせたら確実に日本滅亡。(柴田)
http://wired.jp/2011/11/01/「人間の非合理性」を科学する/


●パソコン用の眼鏡がとても気になる。/Mac用のローカルサーバ環境ツール「MAMP」を使いはじめた。以前に別のを使ったことがあって、インストールと毎回の起動に手間がかかったのに、MAMPは手間要らず。が、複数案件同時進行時はルート設定の切り替えがめんどくさい。何かないかなぁと検索したら、httpd.confにバーチャルホストを設定する方法があった。そうか。ローカルといえどサーバーだった。ポートはデフォルトが8888(私は80に変更していた)。これに他とバッティングしない番号、例えば8001を追加し、ルートを指定。Dreamweaverに、それぞれ個別設定(http://localhost:8001/)していけば、プレビューが楽ちん。(hammer.mule)
http://lab.tds-g.net/?p=113  
助かりました。ありがとうございます。

●自転車の交通ルールや走行マナーについて、声高に語られるようになった。たしかに無灯火や、歩道上の暴走や、ケータイ見ながらの走行(こいつが一番腹がたつ)、信号無視、ノーブレーキピストなど目に余る。10月17日の新聞に、注目すべき自転車の1ページ広告が出た。ウインカー付通勤自転車Gentle Gear、ペダル・アヘッド、とある。ウインカーは分かる(よくやったと思う)が、ペダル・アヘッドとは何か。ホイールベース(前輪軸と後輪軸との距離)が長く、ペダルがシートチューブ真下より前方にセットされていることを指す。乗ってみなくてはわからないが、椅子に座った状態でペダルを漕ぐ感じになるらしい。サドルが低くて低重心、ブレーキ時にも安定を保てるだろう。そしてアップハンドル。上体はほぼ直立し視界は良好。スーツで通勤するための配慮もされている。新聞広告でよくわかったが、実物を見なくはと、イオンまでママチャリを走らせた。一台だけ展示されていたが、試乗はかなわなかったので、さわりまくった。左ブレーキでブレーキランプが点灯する。どっかりサドルに座ってペダルを漕ぐことになるのだから、サドルは重要なパーツだ。上下方向だけでなくサドル全体にスプリングが組み込まれていて、これなら長距離でも安楽だと思う。内装3段変速。黒くて長い車体、頑丈な作りで、正しいコンセプトの自転車だ。ぜひこれからの自転車ライフの主流になってほしい。(柴田)
http://www.gentlegear.com/
スタイリッシュとはいえないがこれは楽に長距離走れそう


●12日に予約したiPhone 4S 64GBの黒。次の入荷分でお渡しできます、との連絡があった。明日から受け渡しらしいのだが、予定があって行けない。店頭で30分から1時間はかかるから、時間に余裕がないとね。カバーや液晶保護フィルムの購入を忘れてた。3GSと同じSENAのMagnetFlipperを個人輸入しようかな。このカバーのおかげで、何度落としても壊れることはなかったよ。カバーを縦にびろーんと下に落とす、あ、刑事ドラマでバッジ(警察手帳)を見せてるのと同じ開き方のもの。国内では、SENAブック型(横開き)はあるものの、このタイプは販売していないの。とても使い易いのに。液晶部分はカバーできる上、ボタンをとめたり外したりする必要がないため、すぐに開くことができるし、カバー部分にFelica対応カードを入れておけば、疑似おサイフケータイ。PiTaPaを入れていて(Suica、ICOCAのような駅改札を通過できるカード)、関西圏なら大抵の場所に行ける。欠点は革が分厚いため、液晶画面の周囲ぎりぎりをタップしづらいこと。慣れればどうってことないよ〜。あと同じく革の厚みのせいで、iPhoneアクセサリ類が使えないことがある。防水カバーとかね。お風呂ではジップロック使ってます〜。もう一つの大きな欠点。iPhoneの筐体デザインが隠れること。お揃いのお財布が欲しい。(hammer.mule)
http://www.nttdocomo.co.jp/product/concept_model/f07c/
うちの弟がいま欲しがっているのはコレ。
http://www.senacases.com/apple/iphone-4s-cases/magnet-flipper/
MagnetFlipper。持ってるのはCROCO BURGUNDY。TANの方が色は近い……
http://www.youtube.com/watch?v=pu3L3gqU6bg  動画で
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%89%8B%E5%B8%B3
新しいのも警察手帳と呼ぶのね
http://www.youtube.com/watch?v=xZYGxvSsXqs
水深1mに30分間もつ防水ケース。Krusell SEaLABox WATERPROOF for iPhone
http://www.youtube.com/watch?v=1yvS_bJ56ZI  CM
http://www.youtube.com/watch?v=T2lwPje6ktc  
うちのはも少し分厚いぞ
http://www.senacases.com/apple/iphone-4s-cases/vista/
VISTAがバーゲン中
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20100114140000.html
同じこと書いてるわ。2年前のカード換算レートは93.42円

●麦焼酎「いいちこ」の駅貼りB倍ポスターは1984年からもう27年も続いている。初年度以外は毎年12枚だから大変な点数になる。美しい風景の中にいいちこのボトルが置かれた写真、一行コピーとロゴというシンプルな構成が一貫している。初めの頃はボディコピーもあったが86年からは一行コピーになり、ボトルも目立たなくなった。高いクオリティをこんなに長期間持続しているんだからすごい。大好きなおもしろサイト「Daily Portal Z」で「いいちこがある風景は切なく見える、か?」というしゃれた記事を読んだ。「いいちこ」のポスターはなぜ格好いいのか。いろいろ試して研究した結果「いいちこ、風景、よくわからないコピーが揃うと結構良い感じにいいちこポスターになるんじゃないかと思
う。名付けて、いいちこメソッドである」と気がついたので、そのメソッドで遊んでみようという企画だ。「いいちこ」ポスターそっくりさんをたくさん作って掲載しており、じつに楽しい。そして写真がうまい。そのうちメソッドを応用したり崩したりして遊ぶ。さきいかやウーロン茶、かっぱえびせんをプラスしたり、別商品を対象にしたり、もうやり放題だ。切なさとか叙情を表すのに食べ物はダメ、人が入ると決定的にダメという結論も出た。ナイスな企画だ。わたしもやりたい。ところで、先日の「いいちこ日田全麹」の新聞広告。コピーの締めが「この焼酎は、うまいです。」だって。違和感あるなー。従来「形容詞+です」は使用禁止の日本語だったはずだ。このコピーは、まずいです。(柴田)
http://portal.nifty.com/kiji/111025149183_1.htm
いいちこがある風景は切なく見える、か?(Daily Portal Z)


●社会人になってから行った専門学校の卒論で、いいちこのアートディレクター河北秀也氏の『河北秀也のデザイン原論』を参考書籍にした。図書館で借りたら、先に勉強した人がいたらしく、大事なところには全部、線が引いてあった。内容をすっかり忘れてしまっているので、読み返したくなってきたよ。/ケチすぎて収納用品を買うのすらためらっていた頃があった。いまは収納のためにはそれなりのものが必要だと気づいたし、それがイヤなら物を買うな、である。前々から欲しかったTEPRAも買った。ずーーーっと別のが出るのを待っていたのに、結局買ったのは従来品。Macでも使えるSR3700P。せめてSR3900Pをと思ったが、Mac使えず。資料類はすべて個別のクリアファイルに入れて、座って手の届く本棚に。いちいち引き出して探すのは面倒なので、ポストイットに手書きで件名を書いて、手前(背に近い部分。隣との隙間を少し広げると見えるところ)に内側から貼付けてある。これを昇格させるため、鏡面プリントのできるラベルライターが必要だったのだ。件名をプリントしたA4用紙を一番上に置く人もいるだろうが、私は上へ上へと置いていくため、1枚上をよけて収納するのがめんどくさい。上へ置くのは、何か知りたい時って、新しいものが多いから。本棚からクリアファイルを傾けるだけで、軽く中身を確認できる。請求書類は穴を開けて綴じるが、納品書類はさほど重要ではないのでクリアファイルに放り込む。何をいつどこから買ったか調べたい時に便利。ネット通販だと販売店名と販売会社名が違っていて、メールでのやりとりと違う社名がハンコつきであったりするよ。SR3700P、SR3900PへはiPhoneからも直接プリントできる。鏡面プリント、縦書きは不可。(hammer.mule)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4788503379/dgcrcom-22/
→アマゾンで見る(レビュー1件)
http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/detail/_id_SR3700P
テプラSR3700P
http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/detail/_id_SR3900P
テプラSR3900P
http://itunes.apple.com/jp/app/tepra-app/id459990794?mt=8
TEPRA App

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