「写真を楽しむ生活」のページ頭です

写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

カテゴリ ‘編集後記’ のアーカイブ

●今朝は山中伸弥京都大学教授のノーベル賞受賞のニュースで賑わっているはずだったのに、どうしたことだ。でも、まだ他分野にも有力候補がいるから、期待の数日である。中国の「孔子平和賞」は国際的にばかにされ消滅。いい気味だ。/わたしのきらいな「ら抜き」言葉だが今後は、出れる、着れる、来れる、これら話し言葉はしかたなく許すが、書き言葉ではダメよという寛容の精神をもって当たることにした。もちろん「食べれる」なんて幼稚な表現はNGだ。「れ足す言葉」と「さ入れ言葉」というのもあるそうだ(「日本人の知らない日本語」で知った)。前者には「書けれる」「読めれる」などが、後者には「帰らさせていただきます」「歌わさせていただきます」などがあり、確かに最近たまに聞こえてくるが、これらも珍妙過ぎる表現だ。早期に刈り取る必要があると思う。わが家は一階で、娘の一家は高層階。だから子どもらは幼稚園や小学校から、まずはわが家に帰って来る。外で遊んでいるときも、おやつやトイレはわが家に来る。なんという便利な存在だろう。幼稚園児が「なかなかつかえるね」と言うのには笑った。どこで覚えたんだ。(柴田)


●マスキングテーププリンター「こはる」。ちょっと欲しい。このkawaiiならわかる。ハンコ好きで、全然使い道のないハンコを集めたり、消しゴムで作ってみたりした。きれいな包装紙やリボンを、集めるものの使わなかったり。引っ越しする時にだいぶ処分したが、マスキングテープはそういう自分の嗜好にぴったりで、ほとんど使う機会はないだろうプリンターまで欲しくなっている。使わないものを持っていても仕方ないのよ、自分! 処分の時の罪悪感を忘れてはいけない! あー、可愛いなぁ、これ。『マスキングテープの本』のレビューから引用。「そもそもマステが戦前のアメリカの自動車工場出身だとは知りませんでした。でも、のちに日本では和紙の伝統を生かし、もっと使い勝手のいいものが開発されて、逆に今ではアメリカへ輸出されているとは、日本の伝統文化はすばらしい!」(hammer.mule)
http://www.kingjim.co.jp/sp/coharu/movie.html
マスキングテーププリンター「こはる」
http://www.masking-tape.jp/main.php
マスキングテープ
http://kobefushigi.com/index.php?id=68  
マスキングテープ活用法
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4072620882/dgcrcom-22/
→「マスキングテープの本」をアマゾンで見る(レビュー7件)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054043879/dgcrcom-22/
→「マスキングテープ活用貼」をアマゾンで見る(レビュー3件)

●牧野修「晩年計画がはじまりました」を読む(角川ホラー文庫、2011、書きおろし)。ケースワーカーとして働く茜に「晩年計画が始まりました」という妙なメールが届く。悪質なストーカー行為に悩む友人・千晶にも同じメールが送られる。ふたりの周囲で自殺や殺人が続発する。晩年を迎えた人間が、その生命と引き換えに怨みをもった相手に復讐してくれるという組織「晩年計画協会」の仕業なのか。筆者はこの小説を書いている最中に3.11を迎えた。典型的ホラーを書く気でプロットやオチまで練ってあったのに、あの日以来、悲惨なことがまったく書けなくなった。締切が迫り、書き直しを重ね、悩んだあげくハッピーエンドに変えてなんとか仕上げた。しかし、担当編集者から、本来はどういうふうにしようと思っていたのかと聞かれ、憑き物が落ちた。「何か危機的状況にあった時、最悪の場合はどうなるのかを知りたい、という欲求に応えるのがホラーだ。こうなったら厭だなあ。こうなって欲しくないなあ。読者がそう思うことを、作中人物は次々に経験していく。(略)ホラーにはホラーの要求する文脈があり救済がある。それを無視してもおかしくなるだけだ」(このホラーの定義はじつに正しい)と、ラスト1/3を徹底して書き換えたそうだ。だから不幸な結末で後味はよくないが、辻褄はあっているので納得できる。おもしろいから一気読みだ。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043522150/dgcrcom-22/
→アマゾンで見る(レビュー2件)


●iPhoneアプリの「アルク ボキャブラキング Power-Words」を試してみた。単語のスペル勉強。iPhoneだとベッドの中でできるのがいい。日本語と4つのアルファベットが出てくるので、順番にアルファベットをタップ。当たっていれば他のアルファベットに入れ替わり、長い単語でも綴れる。ミスをした時点で得点が出て、サーバに得点データをアップロードし他人と順位を争える仕組み。数度試してみて、自己ベストが出たのでアップロード。と、「1位」の文字。嬉しい! が、そんなに良かったのか? 表示をよく見ると、「あなたの順位は 10月:1人中 1位」。送信したのが10月1日に変わった瞬間だったようだ。(hammer.mule)
http://itunes.apple.com/jp/app/id345698704?mt=8
ボキャブラキング

●めでたく大関に昇進した琴奨菊の口上は「万理一空の境地を求めて、日々精進致します」というものだった。「万理一空」とは宮本武蔵の兵法書「兵法三十五箇条」から引いたもので、一切迷いのない「空」の状態を意味するらしい。初めて聞く難解な言葉であるが、武道家なら理解できるのだろうか。貴乃花が横綱昇進時に「謹んでお受けします。今後もフトウフクツの精神で、力士として相撲道にフシャクシンミョウを貫く所存でございます」と使者に応じたのを思い出す。不撓不屈(大関昇進時にも使用していた)は分かるが、フシャクシンミョウとはなんじゃらほい。当時、あわてて辞書を引きましたわい。「不惜身命=仏道修行のためには身命も惜しまないこと。死をもいとわない決意。」とある。無教養が背伸びをして、と意地悪く思ったものだ。「万理一空」にもそんなニオイがする。ようするに、わたしの知らない言葉を易々と使っているのがしゃくにさわるってだけだけど。野田どじょうの「正心誠意」とはなんだ。誠心誠意をもじったのかと思ったら、勝海舟の『氷川清話』にある「外交の極意は、正心誠意にあるのだ」を引いたのだという。だが、この男の国会答弁はまったくの官僚答弁。逃げの一手で内容はゼロ。「意を誠にして、心を正す」はどこにもない。亡国の宰相が二代続いたので、それに比べれば少しはマシかと期待していたが、やっぱりダメです。増税で亡国の道まっしぐら。(柴田)


●昨日書いた「ウェルネスリンク」。FelicaつきのAndroid携帯でも転送できるようになるんだって。/天気予報は雨。冷蔵庫の食材が乏しいので、降り出す前にとスーパーへ。一番近いスーパーが開くのは9時。ちょうどのタイミングで着いた。入口で店員さんがレジカゴをひとりひとりに手渡ししてくれる。いやー、こんなサービス初めて受けたよ。BGMが『すみれの花咲く頃』で驚いた。入ったスーパーは阪急ファミリーストア。阪急百貨店の開店時と同じ。ってことは閉店時には『さよなら皆様』なのか? ここは近くの別のスーパーより微妙に高い。のだが、iDやクレジットカード、百貨店系列スーパーということで全国百貨店共通商品券や阪急友の会お買物券が使える。よくある百貨店の積み立てをしておけば、8%引きで買うのと同じようなものだ。利便性と価格でスーパーを使い分けているぜ。いまどき、8%の利子のつく銀行商品なんてないから、積み立て金額を増やそうと思いつつ、なかなか気分的に難しい。食費が月1万ってことはないのにね。そして商品券を受け取る時には気分が大きくなって、ついつい普段買わなかったものを買ってしまうんだよなぁ。ルルドのマッサージクッションも商品券+百貨店カード(提示で5%引き)のコンボ
で買ったよ。(hammer.mule)
http://www.youtube.com/watch?v=n0-Hbzy190c
すみれの花咲く頃。大和悠河、真飛聖らがいるらしい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5569149 さよなら皆様
http://www.hankyu-dept.co.jp/tomonokai/ 百貨店の積み立て例

●ホラー小説が大好きで、角川書店の「日本ホラー小説大賞」を注目して来た。過去の大賞作品「パラサイト・イヴ」「黒い家」「ぼっけえ、きょうてえ」「姉飼」「夜市」など、かなり満足な読後感であったが、最近になって読んだ2009年第16回大賞・宮ノ川顕「化身」には、あまりのつまらなさに怒り心頭(ってほどでもないが)。「端正な文体で完璧な世界を生みだしたホラー大賞史上最高の奇跡」という最上級の謳い文句で、「日常に厭き果てた男が南の島へ旅に出た。密林へ分け入った彼は池に落ち、耐え難い空腹と絶望感、死の恐怖と闘いながら生き延びようとして、やがて……。」という内容だという。おおいに期待出来る設定だ。脱出不可能な池の中で、彼は異常な適応力を発揮し、環境に順応、進化していく。ありていに言えば、半魚人みたいになってしまう変態(性的なアレではない)奇談。ていねいな描写はいいが、主人公に共感できないし、まったく怖くない。選考委員の高橋克彦は「なんという傑作と対峙しているのだろう(略)しばし呆然、いや陶然となった」「小説の可能性の凄さというものを掛け値なしに感じた」「私は確信する。この作品が唯一無二の孤高の存在であることを」と、見苦しいまでの手放し大絶賛である。ため息が出る。どこがホラーなんだ! しばし呆然。むしろ「日本ファンタジーノベル大賞」対象だ。原稿枚数が足りなくて失格かな。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048739948/dgcrcom-22/
→「化身」をアマゾンで見る(レビュー7件)
http://www.kadokawa.co.jp/contest/horror/
日本ホラー小説大賞


●一週間ほど前から体重計に乗りはじめた。習慣づかないし、メモるのが面倒なので放置していたが、最近の太り具合に危機を感じはじめたからだ。体重計を脱衣所に置いていたが、仕事部屋に移動させた。これなら計ってすぐにパソコンに入力できるし、仕事の合間に、ふと体重計と目が合うので計り忘れはない。時間帯を決める方がいいのだが、不規則な生活をしているため、毎日計ることが当面の目標。記入先はオムロンのサービス「ウェルネスリンク」。ドコモのおサイフケータイの人なら、Felicaでデータ転送できて便利そうだ。国内にはWi-Fi対応のコンシューマー向け製品はないので(なぜ作らない? 赤外線対応のものはある)、海外モノの購入を以前検討していたが、それは体脂肪率や骨格筋率は計れないため、新たに投資する気にはならなかった。パソコンやiPhoneからグラフが見られるところも良かったのだが。持っている体重計(オムロンHBF-354IT)は万歩計(HJ-710IT)と連携していて、その万歩計をパソコンにUSB接続したら、歩数や体脂肪率などのデータが、対応ソフトにガンドンズドンとコピーされる仕組み。が、Mac対応はされておらずお蔵入りであった。「ウェルネスリンク」は10月3日からはMac対応するが、この古い万歩計が対応しているとは書かれていない。活動量計だけでも買ってみようか。続かないと無駄な出費になるよなぁ。/ガンドンズドンは、ドラマ「ドン・キホーテ」から。たまにしか見てなかったけど面白かった。(hammer.mule)
http://www.amazon.com/  kindle新製品
https://www.wellnesslink.jp/member/info/info_page.php?id=1170&file=wl_msg/20110926-3.html
ウェルネスリンクMac対応のお知らせ
http://www.wellnesslink.jp/p/product/  対応機種
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000261810/
ウェルネスリンク対応機種と活動量計を連携させたら便利なのね
http://www.withings.jp/ja/bodyscale
うわ、体脂肪率に対応してた。以前は体重だけだったはず。17,800円か
http://www.amazon.com/dp/B002JE2PSA
米Amazonでは$159
http://health.google.com/  Google Healthは1/1まで

●これはおもしろくてためになる。コミックエッセイだからと舐めてはいけない。蛇蔵+海野凪子「日本人の知らない日本語」とその2である(メディアファクトリー、2009/2010)。日本語学校の先生と外国人学生がくりひろげる笑える日本語バトル。爆笑のエピソードの数々。マジメな外国人生徒たちの外国人ならではの日本語の使い方や疑問の数々に、真正面から応じなければならない日本語教師は「自分にとってあたりまえだった日本という国や日本語について新しい発見をした」と言う。この本にある生徒たちの質問に、わたしは正確には答えられない。笑いながら読んでいるうちに、「正しい日本語」は彼らのような日本語学習者のほうが、普通の日本人より上手に使いこなせるのではないかと不安になった。いつも優秀な生徒の、ある日の宿題に間違いが多かった理由は、たまたま日本人の友人にやってもらったからだった。ある生徒はバイト先の日本人に尊敬語を教えてと言われ(!)、「尊敬と受身の形は同じです」と答えると、「受身ってなんですか」と聞かれた。飲食店のバイト敬語を学生に聞かせたら必ず突っ込まれる。そんなエピソードに笑っている場合ではない。「やってみよう!日本語テスト」というページがある。数助詞、敬語、変体仮名、難読漢字、外来語、日本の伝統色など意外に難しい。外国人はこんなことまで習うのか。習って覚える外国人よりも、日本人の日本語のほうがひどいと教師は感じるそうだ。危ういぞ、日本。国家の浮沈は小学校の国語にかかっている、そう力説する藤原正彦に、ぜひ文部科学大臣になってもらいたい。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840126739/dgcrcom-22/
→「日本人の知らない日本語」をアマゾンで見る
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840131945/dgcrcom-22/
→「日本人の知らない日本語2」をアマゾンで見る


●ドラマ「日本人の知らない日本語」。夜中にやっていたのをたまに目にした。仲里依紗、好き。/おととい書いていたもの→ auからiPhone 5が出るなら、MNPしたいなぁ。テザリングできるiMAXつきスマホも出るし、なんだかauいい感じ。EMOBILEからXperia miniが出るという噂があって、それを待ってはいるんだけど、auなら通話品質良さそうだし。しかし家族回線ごと引っ越しするのは面倒。ソフトバンクの家族間の24時間通話無料は大きいし、2回線はこの夏に入ったばかりだしなぁ。機種代もかかるなぁ。WiMAXつきスマホを一台だけ契約しようか。あれ、じゃあiPhone 5はソフトバンクで? 双方のサービス比較しなきゃだわ。/おとといの「ふっかつのじゅもん」。甥がコツコツ育て、友人と交換したりイベントでもらったポケモンたちは、公園でカートリッジごと盗まれてしまった。その落胆ぶりは尋常ではなく、慰めはするが、気持ちがわかるため言葉に詰まる。お金で買えないものがある、と知る勉強にはなっただろう。これが「ふっかつのじゅもん」方式なら、とは思う。呪文文字数が多すぎて実用的ではないけれど。クラウド方式で、サーバにセーブデータが任意アップできるとか。(hammer.mule)
http://www.au.kddi.com/plus_wimax/index.html
WiMAXつきスマホ
http://t.pia.jp/feature/ticketguard/ticketguard.html
チケット保険。1万円のチケットなら掛け金850円。関東のみ。

YouTubeで見つけました!

広告
このページの上部にもどる

アクセス

いろいろな方法でアクセスできます!