●“絶体絶命”がテーマの映画DVDを続けて見た。3本目は「9INE(ナイン)」、原題は「Nine Dead」。ホラー映画「SAW」のイメージを盗んだパッケージだが、こういうシーンはないし(「Nine Dead」は死体で数字の9を描いていてけっこうナイス、でもそれもSAWの真似なのだ)内容もホラーではない。一人づつ殺されていくが、基本は謎解きである。何者かに拉致された9人の男女が密室にいる。それぞれポールに片手錠でつながれているから自由はきかない。床にばらまかれたチョーク、壁には10分間のカウンター。覆面男が現れ「何故お前らがここに集められたかを答えろ。みんなで話し合え。答えられなければ10分置きにひとりずつ死ぬことになる」と、ムチャクチャ不条理な宣告をする。
本当に10分後、一人が射殺され、悪ふざけでないとわかった8人は、それぞれが問題解決のために情報を出し合うことになるが、もっと真剣にやれよといいたくなるほどいい加減。他人事じゃないんだ、10分後にはまた誰か確実に死ぬんだぞ、お前かもしれないぞ。絶望感、緊張感がまったくないから(ってとこで、この映画はダメダメだ)、コメディみたいな会話劇。見ず知らずだと思われた彼らだが、話が進むに従い何人かは顔見知りで、不倫関係にあった2人までいる。一番まともなサラリーマン風の男が、みんなの話から得たことをチョークで壁に書き付けたりして、ジグソーパズルがだんだん組み立てられてゆく。このゲームを仕組んだ覆面男も含め、感情移入できる人物は誰もいない。オチを知ると、あー、見なければよかった……。
いろいろなイベントでプロ歌手の「君が代」独唱があるが、ほとんどが聞くに耐えない代物ばかりだ。一方、センバツ開会式の女子高校生による「君が代」独唱はいつでも完璧、感動的で、毎回楽しみにしている。今年もよかった!なんという美しい「君が代」だ。生きていてよかったとさえ思う。(柴田)
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●iPhoneやiPad。Bluetoothのワイヤレスキーボードではかな入力ができず、断念した覚えがある。後記にも書いた。先日、久しぶりにワイヤレスキーボードで入力しようとしたら、なんと、かな入力できるではないか。いつから? なぜ試したかの理由を延々と書いていたが、後記には長過ぎるのでカット。
Bluetooth接続し、設定の一般→キーボード→各国のキーボードを選ぶ。ハードウェアキーボードをJIS配列にすれば、かな入力。US配列にすればローマ字入力。これはiPadでも同じ。入力中に出てくる候補画面では、キーボードの右向き矢印を選べば、入力途中でも選択できる。いつからだろうと調べていたら、iOS5のキャプチャ画面にJISキーボード表記があるので、去年の11月からなのかもしれない。/Siri中は通知センター(シャッターみたいなやつ)を表示できない。/iOS5.1では、iPhone以外にはメッセージ(MMS)内に絵文字を入れても表示しない。ドコモのフィーチャーフォンに送ったら、絵文字部分は空白になっていた。ユニコードの位置が変わったのだそうだ。辞書登録して回避する人が出始めている。次のバージョンアップで対応するらしい。(hammer.mule)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111019/1038357/
iOS5の設定画面
http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51704146.html
WEB業界ろくろ回しすぎワロタwwwww ←前号に掲載しようとして忘れていた