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写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

カテゴリ ‘編集後記’ のアーカイブ

●映画DVD「フローズン」を見る(2011.1発売)。「もうスキー場には行けない。叫び声も凍りつく体験型シチュエーション・パニック・スリラー」だという。3人の男女が乗ったリフトが、係員の勘違いで運転を停止、誰もいない真夜中のスキー場の地上15メートルに取り残されてしまう。助けを呼んでも誰にも届かない。外気にむき出しのリフト上は、雪も降り出し気温マイナス20度、携帯電話は圏外、水も食料もない。スキー場は1週間後まで営業休止。こんなとんでもないシチュエーションで3人のサバイバルは可能なのか。誰かがこのリフトから脱出し、助けを呼びにいかなければならない。やがて男一人がリフトから飛び降りるが、脚の骨を折って身動きできなくなる。そこにオオカミのグループが現れ、男は食われてしまう! ものすごい展開だ(スキー場にオオカミなんてのもどうかと思うが)。上でも地獄、下でも地獄。ますます困難な状況である。ここまでのネタバレは許容されるだろう。残された男女は凍傷も激しく痛々しい。さあどうなるのか。あまりにシンプルなシチュエーションなので会話シーンも多いのだが、それがつまらないというか不快というか。もっと早いタイミングで真剣に脱出方法を考えろよ。あまり感情移入できないタイプの連中なので、どうなろうと他人事なんだけど。ふたつの意味で寒い映画。凍える寒さの設定と、内容がお寒い。真夏に仲間とビール飲みながら、つっこみまくりで楽しむB級映画。(柴田)
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●TSUTAYAが版元の許諾を得ずにiPadでの古い雑誌閲覧サービスをやっていたらしい。しかしサービス自体は存続して欲しい。古い雑誌が大量にあって、引っ越し前にも大量に自炊したのに、また溜まってきてる。雑誌の情報は古くなるから捨てても良いはずなのに愛おしい。自炊したものは見返していないし、今後も見返すことはないだろう。Webサイト制作関連だと、新しい技術が出て来て、以前はOKだったやり方が今はNGだったり古くさいと言われたり。うっかり古い雑誌に載ってたなと、見返して使うことはリスキー。閲覧サービスはどういう時に使うだろう? 好きな人(著者、芸能人など)の過去の発言が読みたい時ぐらいかも…。……使わないかも。/自分比で体力つけたい。健康が一番だ。健康でないと、やる気が空回りするだけだ。   (hammer.mule)

●昨日は毎年恒例のマンション定期総会であった。恒例「させていただきます」大会である。管理会社の担当が過剰かつ不適切に敬語を使うので、聞き苦しいったらありゃしない。ありがたいことに今年から担当が代わり、「させていただきます」は少し減った。説明もテキパキしている。出席者側にも恒例わけのわからない人がいなくて、これまたラッキー。わたしは経理関係はサッパリなので説明は聞き流しているのだが、出席者にはその方面の専門家が何人もいて、なるほどねえ、それは重要なポイントだなという質問を繰り出してくる。運営側の反応も的確で、いつもより30分くらい早く終わった。ただ、新しい担当も「重要事項説明書を見てください」で済むのを、「お手元に重要事項説明書をご用意いただいてよろしいでしょうか」なんて言うので「いやです」と応じたかった。読売1/13コラム「いやはや語辞典」で、作家の関川夏央が「○○させていただきます」を取り上げた。しきりに「させていただきたがる」人だった鳩山由紀夫の、「ていねいなんだか人をバカにしているのかわからない言葉づかいが、その異星人的雰囲気とあいまって、ちょっと怖かった」と書き、あれは「人間関係に慎重、というより人間関係にビクビクした日本語だ」と断じる。使われるのも、使うのもいや言葉である。いっぽうぜひ使いたい言葉もあって、先日妻とのささいな諍い時に発してみた。「私の関心事は天下国家の話だ」……火に油を注ぐ結果になった。(柴田)


●家事が楽になる、家事が楽しくなる家電が欲しいよ。家事をしながらでも情報収集したいよ。最近はテレビ離れする人が増えているらしいけれど、ラジオではがっちりニュースや討論番組は多くないような気がするし、耳からでもテレビニュースを入れておきたい。家事をしながら語学勉強できるほど器用ではないので、ニュースあたりがいいし、テレビだとラジオよりゆったりしている(密度が高くない)ので、多少聞き逃しても意味はわかる。でも家事をしながらテレビを持ち歩くのも何だしと、結局はiPhoneに入れておいた録音していたラジオ番組やら音楽を聞くことに。あ、PodcastのNHKニュースのこと忘れてた。 (hammer.mule)

●我が家のそばの荒川堤防で、昨年10月から大規模な強化対策工事が行われている。それと関連があるかどうかは知らないが、今年に入って埼玉県が、県内で想定される津波被害を県の地域防災計画に項目として盛り込むため、具体的な検討作業を始めた。今まで想定していなかったことだが、東京湾を津波が襲ったとき、荒川を遡上する可能性があるからだという。いまでも荒川の水位は、隣の川口市で普段も干潮と満潮時に平均で2メートルの変化がある。3.11では河口から28キロの地点で50センチの水位変動を観測したそうだ。梅雨や台風で荒川が増水したときに、津波が入ってくる可能性は確かにある。海なし県で津波対策か。件の強化対策工事はナイスタイミングだ。そんな今、原宏一「東京ポロロッカ」を読んだ(光文社、2011)。タイトルからいって、多摩川が大逆流するパニック小説であろう。なるほどその手があったかと読み始めた。しかし、いつになってもそのシーンが現れない。この緊張感のなさはなんだ。多摩川大逆流の噂をめぐる全6話。噂に翻弄される人、翻弄されなくてもなにかしら人生が変わった人たち。結局は、無責任な噂のおかげで、いま改めて「家族の絆」を見つめ直すヒューマンストーリーであった。たしかにそんな雰囲気の装幀ではないか。「この国には空気だけで動いちまう連中がやたら多いんだが、そんな浮ついたもんに振り回されるほど馬鹿なことはないだろうが」という競馬の予想屋の老人の言葉は正しい。(柴田)
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●アドビのアップグレードポリシー変更。/教えてもらった納豆コーヒーゼリー。なぜこの組み合わせにしてみようと思ったのか? 間違って違うものを混ぜてしまったのか? 考えるだけでウッとくるのだが、食べた人の話だと美味しいらしい。食べてみたいが、一番近いお店でも鈴鹿とは。店舗名、商品名がとっても京都なのにどうして三重なんだ。どこかの百貨店が三重おいしいもの市(仮名)で呼んでくれ〜!(hammer.mule)
http://www.adobe.com/jp/products/creativesuite/faq/upgrade-policy.html
CS3、CS4ユーザーは年内ならアップグレード可能
http://www.kuramasand.jp/suzuka/archives/2006/10/post_21.html
納豆コーヒーゼリー「醍醐」
http://portal.nifty.com/koneta04/07/28/03/
デイリーポータルでも紹介されていたのか〜

●三が日は駅伝三昧。加えて堂場瞬一「チーム」を読む(2008/実業之日本社/最近文庫化)。じつに面白いスポーツ小説だった。2013年に創立150周年を迎える我が母校・明治学院は箱根駅伝とは無縁で、予選会でも最下位あたりにいる。だからわたしに哲学の単位をくれた中央を応援しているのだが、敗者の寄せ集めチームである「学連選抜」にも注目している。敗者といっても所属大学チームが予選会で勝てなかっただけで、各チームのエース格がそろっている。全員がベストの走りをすれば充分に上位に入れるはずであるが……。この小説は、その学連選抜というチームがテーマである。「俺の目標はいつも自己ベスト。チームの順位は関係ない。みんなで仲良しクラブやっても意味がない」と言い放つのが、天才ランナー・山城だ。切り札・山城を軸にチームを組み立てないと絶対に勝てない。だが本人はこのチームで走ることの意義を見いだしていない。この男はにわか作りのチームの団結力など、あっというまに吹き飛ばしてしまう爆弾になる。チームとして気持ちがひとつにならないと、とキャプテンの浦は悩む。駅伝は個人競技ではない。自分のためだけでなく、チームのために走らなければならない。それが駅伝という競技の矛盾であり本質でもある。さあどう展開するのか。臨場感満点のレースシーンは圧巻、みごとな描写だ。やがて山城もレースが進むにつれてチームに対する考え方が変わっていく。だが、これを読んで「学連選抜」のチームとしての存在意義はないと確信した。(柴田)
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●年末年始は、仕事・大掃除・お買い物・親戚まわりで終わってしまった。比較的暖かくて助かった。あちこちで抽選会をやっていて、近所の商業施設では、1等の5,000円商品券が当たった。ラッキー。すぐ側の別の施設ではおととしに、見たかったお芝居のチケットが当たったりもしたよ。/生まれて初めての競馬をやった。有馬記念。実はテレビCMなどで聞く「三連単」「馬連」の言葉の意味がわからず、今もなんとなくしか理解していない。掛け金を出してあげるからと言われ、運試し。思いついた3つの数字を言ったら、ひとつの数字の馬は欠場。なので残り2つで馬連。念のためどんな馬なのか調べたら、ひとつは常勝馬、もうひとつもなかなか良さそう。外出していてリアルタイムには見ておらず、惜しかったとメールが来た。帰宅してから動画を見たら、頭一つの差で1番と3番になってしまってハズレ。ビギナーズラックならず。結果がわかっていても惜しい結果だとエキサイトするね〜。(hammer.mule)

●三が日は駅伝三昧。加えてDVD「風が強く吹いている」を見る。ありえない、無茶な設定だ、そんなうまくいくわけねえだろう、と突っ込みながら楽しく読んだ三浦しをんの小説の映画化だ。小説も映画もやっぱり同じ感想で、ほとんど素人集団がわずかな期間の鍛錬で予選会を突破、箱根駅伝に出場なんて、これはファンタジーの世界だ。とは思いつつ、かなり熱中して見られたから満足できた(あざといゴールのシーンは別にして)。顔がわかったのは津川雅彦ぐらいで、あとは知らない俳優ばかりだが、10人のキャラクターのはまり具合はナイス。名前だけ知っていた小出恵介は声がいい。みごとに役になりきっている。素晴らしい役者だと思う。これからは贔屓にしよう。林遣都、俳優というよりアスリートだ。彼の走りはじつに美しい。本物だ。でも、この映画の一番の見所は予選会、箱根駅伝の完璧な再現だ。コースや沿道の観客など、どう見ても本物映像を利用したシーンがあるように思える規模だが、実際はすべて地方ロケで、3万人のエキストラを動員したものと聞く。空撮もある。画像処理もある。走りを捉えるリアルな映像はみごとなものだ。この映画を見ると無性に走りたくなるが、当然無理だからまねごともしない。夜の犬の散歩のとき、北朝鮮軍事パレードの軍人の統制された動きをまねてみた。まったくできない。ブザマである。誰にも見られなくてよかった。(柴田)
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http://www.youtube.com/watch?v=xW4yK9hEy-E
北朝鮮の軍事パレード


●宝塚歌劇でロバート・キャパのお話が上演される。宝塚なので恋愛比率は高そう。配役表には、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ゲルダ・タロー、パブロ・ピカソ、シモン・グットマン、セシル・ビートン、デヴィッド・シーモア、ピーター・アダムスらの名前があがっている。演出の原田諒氏の作品は、シャルル・トレネの若い頃、ニジンスキーの生涯、そして今回のキャパの生涯と実在の人物を描くものが続いている。/ガトーフェスタハラダの「グーテ・デ・ロワ・プレミアム」が美味しい。ラスク+チョコ。ホワイトチョコの「ホワイトラスク」も美味しいよ〜。百貨店の閉店間際だと並ばず買えることがあって、並ぶのが嫌いなので、買える時に買っちゃおうと散財。スーパーの安売り情報で買うものが決まる、つまりスーパーの思い通りに行動しているのと、ちょっと重なっている気もしたり。(hammer.mule)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/index.html
宝塚と東京で
http://www.youtube.com/watch?v=D2inKS7HcHs
シャルル・トレネでJe Chante
http://www.gateaufesta-harada.com/shopping/items/list?cllid=09
プレミアム
http://www.saikano-hoseki.jp/
「彩果の宝石」のゼリーも美味しい

YouTubeで見つけました!

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