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写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

カテゴリ ‘編集後記’ のアーカイブ

●16日、野田首相が福島原発が「冷温停止状態」に達したとして、事故の収束を目指した工程表のステップ2を完了したと宣言した。記者会見で「事故は収束した」と自分の手柄のように言っていたが、記者の「収束という言葉は被災地では容認できない空気が強い。違和感はないのか」との質問には直接答えられなかった。今もなお原子炉内の状況把握は難航している。いわゆる「冷温停止」と今回の「冷温停止状態」はまったく違う定義である。発生時の危機的状況をかろうじて脱したとはいえ、まだ途中経過であり、収束といえる状態にはない。さらに除染、健康管理、賠償、避難住民の帰還などの課題が山積するなかで、あっさり用いる言葉ではない。一区切りがついたかのような印象を与えるパフォーマンスは国民に対する欺瞞である。米CNNテレビ電子版では「日本政府は画期的な出来事としようとしているが、現実は違う。過去、約半年間の原発の安全性に関する状況は基本的に変わっていない」などと懐疑的な見方を伝えている。そもそも「収束」とはどういう意味か。「おさまりがつくこと。おさまりをつけること。(岩波第四版)」である。なにひとつおさまっていないではないか。ところで「収束」と同じ発音で「終息」がある。新解さん(新明解国語辞典)によれば「[やんでほしいと思っていた混乱や状態]などがすっかり終わること」である。例:野田政権が終息した(笑)(柴田)


●以前テプラSR3700Pを買ったと書いた。本当は別のラベルプリンターを買おうと決めていたが、このラベルプリンターのカートリッジのラインナップから上質紙シールが消えてしまった。このメーカーは宛名印刷用プリンターを発売していて、そちらに集約してしまったようだ。ラベルプリンターが欲しい一番の理由は、もちろん整理。メインはクリアファイルの内側から、透明シールに印刷した鏡文字を貼るため。もうひとつの理由は宛名印刷。請求書類は窓開き封筒をずっと利用している。お手伝いしてくれていた人が、封筒の宛名と中身を取り違えてから、二度と同じミスをしないようにと窓開き封筒に。が、これを利用できないような場面がある。封筒のサイズのためだったり、送付書類が相手方のフォーマットのもので住所欄がなかったり。手書きだとちょっと、と思うが、封筒に直接印刷できない場合。シート状の宛名ラベルを使うほどではない(1枚の印刷のために何度もプリンターに通したくない)、いちいちはがしやすいフィルムに貼付けての印刷も、とか考えてしまい、一枚だけ印刷できたらいいよなぁと考えていたのだ。で、ラベルプリンターの上質紙シール。感熱紙だからインク不要。Macなため最大印刷幅24mmのSR3700Pしか選択肢はなく、ギュッとした表示にはなるが、とりあえず住所ラベルの機能は果たす。フリーや小さな会社なら、36mmぐらい(24mmでも)の印刷ができるラベルプリンターで十分かもよ〜!(hammer.mule)
http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/detail/_id_SR3700P
テプラSR3700P
http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/detail/_id_SR3900P
テプラSR3900P
http://www.kingjim.co.jp/products/tepra/cartridge_pro/09
上質紙ラベル。オートカッターつきのプリンターで

●ヤマザキの「薄皮ミニパンシリーズ」のいちごジャム+練乳クリームなる物件を発見、うまかったが一度に一個充分の甘さだ。このシリーズ、小さなパンのくせに中身はずっしり。ピーナッツやチョコなどは、中身の多さをもてあます。しかも1パックに5個で120円程度と安い。最も好きなのがこしあんだが、これを置いている店が少ない。いつの間にか並べられなくなったスーパーで聞いてみたら、こしあんはニーズが少ないからだとか。ベストセラーはつぶあんである。スポーツサイクリストの補給食として絶大の支持を得ている。わたしはこしあん派なのでめったに手を出さない(白あんは好きだ)。たまに遠くの食品スーパーにこしあんを買いに行く。山崎パンのサイトには「薄皮ミニパンシリーズ」は5種類しか表示されないが、じつは40種類以上あるようだから油断できない。スーパーやコンビニに行くと、必ずパンの棚を覗く。レアチーズ風味クリーム、ブルーマウンテンコーヒークリームなんてのも食べたがなかなかいける。夏期でなくても冷凍しておき、解凍して食べるとうまい。なぜか、こしあんはそうでもない。クリームはチーズケーキ風味になる。レアチーズ風味クリームはさらにうまい。解凍の時間差で味が変わる。電子レンジで熱する、トースターで焼くという食べ方もあるらしい。試してみよう。それにしても安上がりな楽しみだなあ。(柴田)


●「ZUCCA×ZUCA」。宝塚歌劇ファンの生態が描かれているマンガ。ここまで情熱と時間と人生とお金をかけることはできないため、わたしはぬるいファンだなぁと思わされた。一ヶ月の公演中、よほどのことがない限りリピートしないし、CS専用チャンネルに入ったら時間がなくなっちゃいそうだし、グッズやパンフもほとんど買わないし、ファンクラブには入らず、お茶会やディナーショーにも行かない。でーも、組み替えや次のトップは誰かという人事は気になるし、発表される公演作品の先生が誰なのかもチェックするし、WOWOWやTwellVで流れる番組は録画してみたりもする(ほとんど見ないんだけど)。規模は違えど、ZUCCA×ZUCAで描かれている人たちの気持ちはわかる。/元ジェンヌのラブシーンのある舞台は見たくない。宝塚ファンの友人らと外部(宝塚以外)を観に行って、どうしてキスシーンやら何やらを実際にやっちゃうんだろうねぇという話になった。実際にしないことによる美しさがいいんじゃないのさ。見えそうで見えないところがいいんじゃないのさ。とは書きつつ、気になるのは元タカラジェンヌのラブシーンだけなんだけどね。見たくないものを見てしまった感じ。集客には逆効果かも。(hammer.mule)
http://www.wowow.co.jp/stage/takarazuka/  WOWOW
http://www.twellv.co.jp/program/takarazuka/index.html
TwellV
http://morningmanga.com/blog/zuccazuca/1320074825
女装としか思えない
http://morningmanga.com/blog/zuccazuca/1316695517
一度だけ最前列で見た。贔屓関係なくウインクはヤバイです。
http://morningmanga.com/blog/zuccazuca/1320074532
女の人とわかっているから安心してドキドキできるのよね。
http://morningmanga.com/blog/zuccazuca/1310114139
映像でしか見たことない麻実れいさんの宝塚時代。画面から色気。生で観ていた人が羨ましい。

●伊藤礼「自転車ぎこぎこ」を読む(平凡社、2009)。もってまわった文体が気になったが、そのうち気にならないどころか、なかなか味わい深いと思うようになったのはなぜだ。伊藤先生は60歳過ぎまで肝臓病持ちの半病人だった。医学の進歩で肝臓病から解放されたが、体力は虚弱だった。68歳の時、自宅から勤務先の大学まで12キロを初めて自転車で走ってみたところ、2キロもいかぬうちに音を上げ、筋肉と関節と尻の苦痛で半死半生、形相が変わったボロボロの姿でたどり着いたという。そんな人が10年後の今では一日50キロくらい問題なく走っている。どうすればこんなステキな自転車老人になれたのか、どんな努力や紆余曲折があったのかを知りたくて、先生の自転車エッセイ二冊目に手をのばしたのだ。苦痛なく自転車に乗れるようになるには、多少の足腰の筋肉と尻の皮の厚さが必要だ、そのためにはとにかく走って肉体を鍛錬しなければならぬと、自転車に距離計をセットし、自宅から東西南北5キロの地点を設定し走りまくった。また、16キロ離れた歯科医まで一年間、35回も自転車で通い1,120キロを走破した。先生の自転車術は歯科医通いによって磨かれたのであった。とにかく走る。それしかないようだ。もう走るのをあきらめかけていたわたしだが、こういう体験記を読むと、よしやってみようと思うのであった。先生みたいな自転車があればなあ(しかも高価なのが7台も……)。肝心の自転車紀行はとてもおもしろい。これ自転車文学っていうのか。(柴田)
http://heibonshatoday.blogspot.com/2009/12/blog-post_03.html
今日の平凡社 伊藤礼「自転車ぎこぎこ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582834604/dgcrcom-22/
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●あるビルに、阪急電鉄の歩みコーナーがあった。写真入りの歴史年表がパネル展示されている。梅田の阪急百貨店は改築中。壊された歴史的建造物の写真を見ては、友人らと、こういうのを壊すなんてもったいない! と憤っていたり、昔の阪急百貨店のまわりには、なーんにもなくてだだっ広くて、よくこんな場所にこれだけ大きな百貨店を作ったなぁと思ったり。友人らは宝塚歌劇ファンで、ファン歴の一番長い友人が、コンコース写真に、柱にある宝塚歌劇の広告(というのだろうか)の一部を見つけた。「こういうのが資料写真として残っているのは嬉しいよね。」と。大きさにして切手程度。さすがだ、まさかこんな場所のチェックまで。しかし私もなかなかだと思ったぜ。「これ○○ちゃん、ちゃうん?」顔は判別がつかないものの、このスタイルとポーズはきっとそうだ。作品やポスターを見たことないのに断言。もう一人の友人が「このポスターって『○○○』じゃないかな」と。すぐさまiPhoneで検索。と、まったく同じ画像が出てきた。8年前のだよ。覚えているあなたって凄い。これ、横尾忠則さんのデザインかなぁ。(hammer.mule)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/04/05snow/
作品「青い鳥を捜して」「タカラヅカ・ドリーム・キングダム」
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/04/05snow/poster.html
ポスターはこれ。轟悠さん
http://rockintakarazuka.blog.shinobi.jp/Category/6/
装置も横尾忠則だった
http://morningmanga.com/blog/zuccazuca/1320075416
http://morningmanga.com/blog/zuccazuca/1320075459
なぜか阪急電鉄と小林一三に詳しくなる宝塚ファンたち

●エッセイの書き出しに迷ったら「『広辞苑』によると」とやればいいといわれている。読んだ記憶はないが、そんなエッセイにあたったら読む方が恥ずかしい。テレビのバラエティ「ネプリーグ」でも「『広辞苑』に載っている……」という問題も定番だ。永江朗「広辞苑の中の掘り出し日本語」を読む(バジリコ、2011)。筆者は辞書を「引」かずに「読」んだ。記述を丹念に読んだ。知らなかった言葉や誤解していた言葉、グッときた言葉を選び、知らなかった言葉の中から「こころ」と「からだ」に関係のあるものを集めて、思いついたことを書くというスタイルで1ページに1篇、計158のコラムで構成している。けっこう安易な企画だが、実行には途方もない忍耐力が必要だろう。分業しないと不可能だ。ココア色の地に銀色のタイトルという装幀、1ページにケイを4本使う設計、寄藤文平の不快なイラストなどB級なデザインは好ましくないが、コラムは同感するところもあり、拾い読みしていたら全部読んでしまった。おもしろいというほどでもない。一番気に入った言葉は脱力感満点の「へへやか」=のんびりと時日を過ごすさま。物事ののんびりしたさま。筆者も座右の銘にしたいという。これは知っている言葉だが、「似非・似而非(えせ)」=似てはいるが、実は本物ではないこと。まやかし。にせもの/劣っていること/悪質。一筋縄ではいかないこと。したたか。……まさにノダ総理なノダ。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862381774/dgcrcom-22/
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●「バルス」がTwitterでの秒間ツイート数記録を塗り替えたそうな。Twitterだけでなく、掲示板やFacebookなど、他のシステムも利用されただろうから、集結させればもっといったはず。ラピュタを知らない人、放送のない国の人は何ごとかと思っただろうな〜。/「へへやか」って初めてきいた。/同世代の友人らと会話する時、これは死語だよね、年ばれるな〜、などと話すことがある。「ガックリ」「ガーン」「ピンポーン」など。頼む、誰か再度流行らせてくれ。つい使ってしまうんだ。使わないようにするよりは、子供らが使ってくれた方が楽だ。出よ、死語芸人!(hammer.mule)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111214_498426.html
「バルス」の瞬間のツイート数は秒間2万5088件
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111207_496296.html
2011年秒間ツイート数ランキング

●EPSON GT-9700Fが使えなくなった。この機種は2001年9月発売だからそうとう古い。でも、つい最近まで順調に動いていたのである。先日、miniにつないだGTの電源を入れ、スキャンしようとしたら「スキャナーとの正常な接続ができません。スキャナーとパソコンが正しく接続され、スキャナーの電源がオンになっているか確認してください」という警告が出た。IEEE1394で接続しているが、mini側に4ピンのアダプタをつけていて、ちょっとグラグラなので接続不良になっているのかと思い、別の接続方法であるUSB B─Aのコードを買ってきてつないでみた。だが、同じ警告が出る。ケーブルが原因ではないらしい。スキャナの電源を入れたままmac本体側のケーブルを抜き差しするか、OS Xを再起動するとうまくいくことがあると聞いてトライするもダメ。新しく導入したEPSON PX-434A複合機のほうのスキャナは正常に動くから、とりあえず困らない。ただし使い勝手はGTには敵わない。そのうち、EPSONのFAQでこんな記述を見つけた。「Mac OS X環境では、以下の対象機種とそのほかのインクジェット複合機、スキャナー、カラー複合機(レーザー)を同時に使用することはできません」。GTは対象機種に含まれていた。なんだ、複合機とバッティングしていたのか。それではと、PX-434Aとminiの接続をはずしてGTを起動するもダメ。EPSONの単機能プリンターか、キヤノンの複合機にすればこんな不都合は起こらなかっただろう、たぶん。買うときには、そこまで頭が回らなかったんだよね。おかださんの記事にあるEPSONの「写真のはがきで、会いましょう。」のメッセージは感動的だ。でも高齢者にとっては、残された者が処分に困る自分の写真を、いかに残さずに消えるかという重要な課題があるのは事実だ。というと身も蓋もないが……。(柴田)


●おかださんの記事が、コマフォトに掲載されると聞いてとても嬉しい。きっかけがデジクリと写真を楽しむ生活。ほんと嬉しい。おかださんの単行本も読んでみたいよ〜。/昨日、キーボードとマウスは〜と書いた。調べると、「USBウォーマー&クーラーキーボード」や、「あったかマウス」なるものが。キーボードは、パームレスト部分三カ所にホットヒーターがついているよ。温度調節も可能。Windows版のみ。どうせなら、ホームポジションが温かくなればいいのに〜。あったかマウスは、約46℃まで温まるそうで温度調節可能。こちらもクリック部分ではなく、手のひら部分がヒーター。いつも使っているマウスで温かくならないかと探してみたら、マウスパッドタイプのものが。こちらは手をすっぽり覆う形。キーボードへの移動はちょっと不便だろうけど、慣れたら良さげ。販売終了商品だが、「USBあったか手袋 クマさんモデル」も気になるわ。/3つあるUSBポートは満席。マウスやキーボードはBluetooth、プリンターは無線LANタイプで、ハードディスクはFirewire。たまにしか使わないものは、使う時だけ接続しているのにな。あったか商品を買うなら、USBハブも必要になるなぁ……。(hammer.mule)
http://www.thanko.jp/product/pc/keyboard/hotcoolerkeyboard.html
USBウォーマー&クーラーキーボード
http://www.thanko.jp/product/pc/hotmouse3.html
あったかマウス3
http://www.thanko.jp/product/pc/usb-warm-mousepad.html
USBあったかマウスパッド
http://www.thanko.jp/product/usb/hot/hotgloves-bear.html
USBあったか手袋 クマさんモデル
http://www.thanko.jp/product/usb/usb-gloves2.html
USBあったか手袋2シリーズ

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